初期設定

「編集」メニューの「初期設定...」コマンドを使って各種設定を行うことにより、ユーザーの作業手順に合わせてさらに効率的に作業ができるようにPortfolioをカスタマイズすることができます。

初期設定の保存場所

Portfolioには、ユーザー初期設定とカタログ初期設定の2種類の初期設定があります。 ユーザー初期設定は、ユーザーごとに指定する設定で、ユーザー(クライアント)のコンピュータに保存されます。 この設定(Portfolioを起動した際にデフォルトカタログを開くなど)は、そのコンピュータで開くすべてのカタログに適用されます。 カタログ初期設定は、カタログごとに指定する設定で、カタログ内に直接保存されます。 カタログ初期設定(カタログを開いた際にデフォルトのギャラリーウインドウを開くなど)は、そのカタログを開くすべてのユーザーと共有されます。 次の表には、各初期設定がユーザー初期設定かカタログ初期設定かを示しています。

設定

設定方法

保存場所

デフォルトの表示

「表示」メニューから「ギャラリーウインドウのユーザーのシステムカスタマイズ...」を選択 「この設定を保存」ボタン

ユーザーのシステム

デフォルトカタログ

「ファイル」メニューから「起動時にカタログをユーザーのシステム開く」を選択

ユーザーのシステム

編集アプリケーション

「アイテム」メニューから「オリジナルを編集...」を選択

ユーザーのシステム

ファイルタイプの一覧

「カタログ」メニューから「カタログ作成オプション...」を選択 「ファイルタイプ」タブ

ユーザーのシステム

ユーザー初期設定

「編集」メニューから「初期設定...」を選択

ユーザーのシステムとカタログ

デフォルトギャラリーウインドウ

「ウインドウ」メニューから「ギャラリーウインドウを保存...」を選択

カタログ

デフォルト検索

「カタログ」メニューから「検索...」を選択して「デフォルトとして保存」を選択

カタログ

ユーザー初期設定を設定および変更する方法

  1. 「編集」メニューから「初期設定...」を選択、またはcommand+option+E(Macintosh)かCtrl+Shift+E(Windows)を押します。

    「初期設定」ダイアログボックスが表示されます。

  1. 「一般」タブ/「詳細」タブから任意のオプションを選択します。

  2. 「OK」をクリックします。

初期設定-「一般」タブ

結果

ショートカットキーでカタログからアイテムを削除する際に確認する

選択すると、キーボードショートカットを使ってカタログからアイテムを削除する時に、削除を確認するダイアログボックスが表示されます。

追加/更新時にオプションダイアログボックスを表示

選択すると、カタログ内でアイテムの追加または更新を行うときに「カタログ作成オプション」ダイアログボックスが表示されます。

ムービーとサウンドを自動再生

選択すると、プレビューウインドウでムービーとサウンドが自動的に再生されます。再生ボタンのクリックは不要です。

起動時に「カタログ選択」ダイアログボックスを表示

選択すると、Portfolioの起動時に新規のカタログを作成するか既存のカタログを開くかを指定するダイアログボックスが表示されます。

クイック検索時に新しいギャラリーウインドウを開く

選択すると、クイック検索ボタンを使って実行した検索結果が新しいギャラリーウインドウに表示されます。

プレビューをウインドウに合わせて表示

選択すると、画像の表示倍率がプレビューウインドウにちょうど入るように自動的に拡大/縮小されます。 オフにすると、画像が実寸で表示され、画像の他の部分を表示するためにスクロールバーもウインドウに表示されます。

名前のないギャラリーを閉じるときにダイアログボックスを表示

選択すると、名称未設定(保存されていない)ギャラリーウインドウを保存するように要求するダイアログボックスが常に表示されます。

デフォルトのアクセス権

Portfolioでカタログを開くときに、閲覧者、編集者、発行者、管理者のどのアクセス権で開くかを選択します。 管理者、発行者、編集者、閲覧者の順に並んでいます。

画像単位

画像の単位を選択します。 ギャラリーウインドウとプレビューウインドウの表示に適用されます。

初期設定-「詳細」タブ

結果

インデックスノードのサイズ

Portfolioデータベースに書き込むブロックサイズを制御します。 通常、ノードサイズを4Kまたは8Kに増やすと、検索や並べ替えのパフォーマンスが向上しますが、カタログ化の処理が多少遅くなることがあります。

重要: Portfolio4.0は、1Kというノードサイズで作成されたカタログしか読み込むことができません。 そのため、デフォルトは1Kに設定されたままです。 Portfolio4.0および4.0.1を使用するユーザーが作業環境にいる場合、ノードサイズを変更しないでください。 作業環境のすべてのユーザーが4.0.1または5.0にアップグレードしている場合、パフォーマンスを向上させるために、ノードサイズが4Kまたは8Kである新しいカタログを作成することをお勧めします。 Portfolio Serverのバージョン4.0.1以降を使用している場合、一部のクライアントがPortfolio4.0を使用していても、クライアントのノードサイズを問題なく変更することができます。

言語

カタログに使用する表の種類を設定します。 日本語以外のカタログを作成する場合は、このフィールドの言語を変更し、希望する言語で値が正しく並べ替えられるようにします。

起動時に「カタログ選択」ダイアログボックスを表示

選択すると、Portfolioの起動時に新規のカタログを作成するか既存のカタログを開くかを指定するダイアログボックスが表示されます。 ギャラリーにアイテムがたくさんある場合は、カタログをすばやく開くことができるようにこのオプションをオフにしてください。